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夕べは午前2時半までパソコンに向かっていた。でもそれはパイロット試験の勉強じゃなくて、ロンドンの自宅の地下増築工事の準備のため。ボクの自宅はフラットで、日本語で言うとアパートにあたる。ただし、映画のノッティングヒルに出てきたような、レンガつくりの3階建ての伝統的な建物の中に入っていて、1軒が地上階(日本語で言う1階)と地下室に分かれている。このボクの地下室の横には利用されていない大家の倉庫室があったので、それを最近、安く買い取った。ここに大きなキッチンを作ろうと思っている。この増築工事を建築家に頼んでいるので、その連絡や、同じビル内のご近所への増築工事の説明作業などにこれまで大変な手間をかけてきた。でもまだ、やることが沢山ある。
さらに増築工事については、もしご近所が承認してくれないと、工事ができない。イギリスの法律では、こういうものが厄介だ。だから慎重に時間をかけてやっている。でも悪いことに、ご近所のうちの一人で、2階に住んでいるおじさんは、元法廷弁護士だった上にユダヤ人だけど、ボクの増築工事に反対している。自分の利益にならないことをやられるのはとにかく反対するのが、このおじさんの性格だ。シェークスピアの“ベニスの商人”を思い出して頂ければ、ユダヤ人を相手に彼らの利益にならないことを進めるのはどれだけ難しいかイメージが湧くと思う。ただし、利害関係が一致すると、これほど強い見方はいない。でも、ボクとユダヤ人の元法廷弁護士とは利害関係が一致していない。 それから、このブログを毎日書くのも大変。毎日沢山書いているので、読んで下さっている方も大変と思うが、書くボクも大変。でも、ヘリコプターの訓練をしようと思った時に、その記録を将来、本に書くと誓った。ロンドンで金融の仕事をしていた時には何度か、「この生活を本に書きたい」と思った。イギリス人の気楽な仕事観や人生観を書いてみたいと思った。でも忙しすぎて出来なかった。それで、このヘリコプター訓練はどうしても本にしてみたい。出版のネタとして利用するために、このブログには沢山書くことに決めた。材料が沢山ないと本は書けないだろうし、毎日書かないと、忘れてしまうからね。 しかし、一番大切な11月29日の結婚式の準備ということになると、殆どのことをミネコちゃんがやってくれているので、ボクはラクをしている。でも、今晩、ゲストの皆様に交通機関の案内メールを出す予定。 こんな訳で、やることが沢山ありすぎるので、明日はパイロット訓練を休もうと決めて、眠い頭でスチューデント・ハウスを出た。そして朝8時の訓練(59時間目)。やはり、昨日の午後と同じように、簡単なハズのノーマル着陸さえまともに出来ない。失意で教室に戻り、何故だめなのか、考えた。そして、ひらめいた。疲れていて集中できていない。これに尽きると思った。飛行中にフラットの工事のことが頭に浮かんだりもした。これではダメだ。それで、ふて寝することにした。そしたら頭がすっきりして、午後の訓練(60時間目)では少し集中力が回復して、ケアレスミスが少なく、飛行がまともになった。ノーマール着陸がちゃんと出来た。あー良かった。でも、ヘリコプターの操縦は繊細だ。 ヘリコプター パイロット 志望 小林隆
by helicopter-pilot
| 2008-10-30 20:02
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